雪国も駐車の常識
雪国、雪の多い地域や雪の日の車の駐車で目に付くことってありませんか?
そうです、ワイパーを立てている車が多い気づきません?
雪国の駐車では常識ですが、雪の降らない地域では、なぜ、ワイパーを立てているのか?
と疑問をお持ちの方も多いのではないでしょうか?
雪の日にワイパーを立てるのは、ワイパーを寝かせたままだとそこに雪が積もりワイパーが雪の重さで曲がります。雪でワイパーが破損することを防ぐためにワイパーを上げています。
例えば、自家用車で冬に雪国に泊まりで出かける際に、ワイパーを立てずに夜の間に雪が深々と降った際に、ワイパーを破損することがあります。
雪国のワイパーは、なぜ立っているのか?
答えは、ワイパーの破損を防ぐためです。
次に、見えないところで、雪国に限らず、寒い地域では、サイドブレーキを引かずに駐車するという常識があります。
え、サイドブレーキを引かずに駐車したら危ないのでは??
都市部では、サイドブレーキを引かずに駐車することはほとんどありませんが、車の構造上、サイドブレーキを引かなくても坂道でない限り、車を止めることが出来ます。
ギアを入れておけば、車は動かないですね!
ミッション車ならクラッチを踏んで、ギアを2速か3速に入れておけば、サイドブレーキを掛けなくても止まっています。
また、オートマチック車ならP(パーキング)に入れておけば、動かないですね!
寒い地域、氷点下になる地域では、サイドブレーキが凍り固着することがあります。
駐車している間に、サイドブレーキが凍結、固着して、いざエンジンを始動して出発しようとしても車が動かないということがあります。
ですので、寒い地域では、安全に駐車できる場合、サイドブレーキを使用しないで駐車することが多いのですね!
ただ、サイドブレーキを引かないと危ないのでサイドブレーキの代わりに車止めなどを利用することをおすすめします。
次に、北海道などでは、軽油、ディーゼル車の燃料に違いがあります。
ガソリンは、凝固点が低いので問題ないのですが、軽油は凝固点が高いので、北海道などの軽油は凍りにくい軽油になっています。
真冬に北海道などに自家用車でしかも軽油、ディーゼル車でいかれることがあれば、燃料は、早めに北海道で入れるようにしてください。
これらは、雪国、寒冷地では常識ですが、温暖な地域に住んでいる方はあまり知られていない常識だと言えるので、紹介してみました。