ハイオク仕様の車はレギュラーガソリンで走れないのか

車の燃料、ガソリンの種類には、ハイオク（ハイオクタン）、レギュラーがありますね！
ガソリンスタンドでもハイオクとガソリン、そして軽油の販売をしています。

 

車では、ハイオク仕様とレギュラー仕様がありますね！

 

同じガソリン車でも推奨されている燃料が違います。

 

では、ハイオクとレギュラーって何が違うの？

 

ハイオクタンは名前の通り、オクタン価を上げて製造されたガソリンがハイオクです。

 

オクタン価が高くなると何が違うのか？

 

ガソリンにオクタン価が多くなると燃えにくいガソリンになります。

 

燃えにくいガソリンといえば効率、燃焼が悪くなるので性能が悪くなるのではと思いますが、オクタン価とは、エンジンのノッキングを起こしにくさを示す指数です。

 

だから、高排気量のエンジンやスポーツカーなどの高回転のエンジンは、ハイオク仕様になっているのです。

 

 

オクタン価が96以上のガソリンをハイオクとして販売しています。

 

一方、レギュラーは、オクタン価が８９以上のガソリンです。

ハイオク仕様の車は、ハイオクを入れることを推奨されています。

 

ハイオク仕様の車にレギュラーガソリンを入れた場合、ノッキングを起こしやすくなります。

 

ノッキングは、自動車のエンジンにとって良くありません。ノッキングが酷い場合、エンジンの故障、不具合にも繋がります。

 

ハイオク仕様の車にレギュラーガソリンを入れることは、良くないと言えますが、それが故障につながるかと言えば、いろいろな意見があります。

 

自動車メーカーでは、

 

ただ、ハイオク仕様の車にレギュラーを入れて何年も走っても特にトラブル、不具合は起こっていないという意見も多くあります。

 

ハイオク仕様の車にレギュラーガソリンを入れることは、良くはなく、本来の性能が発揮できないということはありますが、レギュラーを入れたからと言ってすぐにトラブルが起こるということはないようですが、場合によっては、故障やトラブルの原因になると言えます。

 

確かにレギュラーガソリンとプレミアムガソリン（ハイオク）とでは、１Lあたり１０円程度の売価の差があります。満タンの給油では５００円以上の差が出ることになるのでレギュラーでも良いのではと思われかもしれませんが、ハイオク仕様車は、高性能なエンジンです。性能を発揮するためにもハイオクの給油は必須ではないでしょうか？

ハイオク車にレギュラーを給油することは、良くないことがわかりましたね！

 

では、逆にレギュラー車、ハイオク仕様ではない車にハイオクを入れるのは良いのか？

 

これは、自動車メーカーでも問題ないとされています。

 

レギュラー車にハイオクの給油はOKですね！

 

レギュラー車にハイオクを入れることで性能がアップするのでしょうか？

 

レギュラー車にハイオクを入れることで、ノッキングを起こしにくくなります。

 

ただ、レギュラー車は、レギュラーガソリンでもノッキングを起こしにくいエンジンですので、ハイオクを入れたからと言って性能が極端にアップすることはないでしょう！

 

ただ、レギュラー車にハイオクを給油している方の話を聞くと
「車の調子が良い」
「燃費が良くなった」
などを聞くことが多いことからもレギュラー車にハイオクを入れることでエンジン内をキレイにする効果があると言われています。

 

レギュラー車にハイオクを給油しても問題はなく、エンジンにも負担がないと言われています。

 

また、エンジンのクリーン化、燃料時のノッキングを軽減することでエンジンへの負担を減らし、長持ちにもつながるかもしれません。

 

ただ、ハイオク仕様車でもないのに、わざわざ高いハイオクタンガソリンを入れる必要はないと言えます。

ハイオク仕様（プレミアムガソリン）の車に間違ってレギュラーガソリンを入れてしまった際の対処法としては、ハイオク仕様車は、ハイオク価が96以上に設定されている車が殆どで、レギュラーガソリンは、ハイオク価が、89以上です。

 

数字から見てもハイオク車にレギュラーガソリンを入れることでノッキングしやすくなります。

 

ただ、最近の車は、電子制御でノッキングを制御しています。

 

ハイオク車にレギュラーガソリンを入れても明らかにノッキングを起こすことはなく、燃焼のタイミングなどを調整してくれるそうです。

 

しかし、車の性能を向上させる制御ではなく性能を制御していることで、走行性能にも燃費にも影響が出てくることがあります。

 

ハイオク車にレギュラーを入れてしまった際には、高速走行や急加速などは避け、エンジンの負担をかけない走行で燃料を使い切る、ある程度燃料が減れば、ハイオクを給油しても問題あありません。

 

ハイオク仕様車にレギュラーガソリンをしれたとしてもエンジンが壊れることは殆どありませんが、本来の性能を引き出すことができずに、燃費も悪くなると言われています。

 

ガソリン価格が、高騰するとついついハイオク仕様車にレギュラーガソリンを入れたくなる衝動があると思いますが、燃費性能やエンジンへの負担を考えるとほとんど得になることはないといえます。

 

間違ってハイオク車にレギュラーガソリンを入れてしまったら上記のことを気をつければ問題はないと思います。

 

ただ、故意にレギュラーガソリンを入れている方は自己責任で・・・メーカーサイドも良くないと言っています。