適正な車間距離とは

自動車の運転では、

 

「車間距離を取りましょう!」

 

というフレーズを良く聞きます。

 

車検距離を取れば、ほとんどの自動車事故を防げる、軽減できるとまで言われます。

 

また、最近話題の煽り運転も車検距離を取らないことで起こる危険運転です。

 

車間距離が、少ないと危険だということは理解できますね!

 

では、車間距離ってどれくらい取れば良いのか?

 

適正な車間距離を知らいないドライバーさんも多いのではないでしょうか?

 

そこで、あまり知られていない車間距離のことを書きたいと思います。

 

車間距離は、道路交通法でも定められています。

 

第二十六条 車両等は、同一の進路を進行している他の車両等の直後を進行するときは、その直前の車両等が急に停止したときにおいてもこれに追突するのを避けることができるため必要な距離を、これから保たなければならない。
(罰則 第百十九条第一項第一号の四、第百二十条第一項第二号)

 

何メートルとかではなく、速度に応じた適正な車間距離は、前の車が、急ブレーキを掛けても衝突することなく止まることができる距離です。

 

30kmで走行しているときと、100kmで走行しているときでは、適正な車間距離は違います。

 

これだけでは、わかりにくいですよね!

 

適正な車間距離を知るためには、自動車の特性でもある

 

制動距離と空走距離を知らなければいけません。


制動距離と空走距離

自動車を運転中に

 

「危ない」

 

と思ってブレーキを掛けて停止するまでには、

 

制動距離

 

空走距離

 

と呼ばれるものがあります。

 

空走距離とは

自動車の運転者が、危険を感じてからブレーキを踏み、ブレーキが実際に聞き始めるまでの間に自動車が走る距離を言います。
要するに、ドライバーは危険を感じて、ブレーキが効き始めるまでの距離です。

 

制動距離とは

制動距離は、空走距離から実際に自動車が止まる距離です。
ブレーキが効きはじめて、自動車が実際に停車するまでの距離です。

 

空走距離と制動距離は、ドライバーによっても変わりますし、特に速度で大きく変わってきます。

 

ですので、車間距離と一言で言っても、空走距離、制動距離を知らなければ、適切な車検距離を取ることは難しいと言えます。

 

制動距離、空走距離を知り、適切に停車できる距離が、車間距離だと言えます。

制動距離は、車重や自動車の性能で大きく変わる

空走距離は、自動車の車重や性能では変わることはありませんが、

 

制動距離は、車重や自動車の性能、ブレーキ性能、タイヤなどで大きく変わります。

 

基本的に、自動車は車重が大きくなれば、制動距離は、長くなります。

 

トラックを例に取ると、空荷のトラックと積載のトラックでは、ブレーキの効きが明らかに違いますよね!

 

これは、乗用車でも同じで、搭乗者の人数で制動距離は変わってきます。

 

また、軽自動車と車重2tクラスの大型車でも制動距離は大きく異なります。

 

それをカバーするのが、自動車の性能、ブレーキ性能ですね!

 

アンチロックブレーキは、今ではほとんどの自動車に標準で装備されていますね!

 

これだけでも制動距離は格段に短くなりました。

 

また、前後ディスクブレーキ装備の車は、制動距離は短くなりますね!

 

ブレーキ性能は、高級車ほど良くなることが殆どで、高級車やスポーツカーほどよく止まると言えるでしょう!

 

車重をカバーするほどの性能のブレーキが装備されている事がほとんどだと言えます。

 

次に、制動距離が長くなる原因として、天候です。

 

雨の日、路面が濡れている状態では、制動距離は格段に伸びます。

 

このように一概に制動距離と言っても、自動車性能、車重、天候で違ってくるので、適正な車検距離も違ってくると言えます。

制動距離と走行速度

制動距離は、自動車の速度でその距離は変わります。

 

同じ性能の自動車なら走行速度で制動距離は、速度に比例して伸びます。

 

例えば、50km/hで走行している車が、危険を感じて止まるまでの距離が15mとした場合、100km/hで走行、危険を感じて止まるまでの制動距離は、60m必要になります。

 

単純に計算した場合、50km/hで15mなら倍の速度の100km/hなら2倍の30mと思われますが、制動距離は4倍の60mになります。

 

自動車の走行速度が上がれば、制動距離は、どんどん長くなります。

 

制動距離だけでなく、もし衝突した際の衝撃も大きくなります。

 

自動車の走行速度は、思っている以上に、制動距離、衝突の衝撃などが大きくなります。

 

自動車事故は車間距離と適正な速度で、事故の確率は格段に下げることが可能だと言われます。

 

特に走行速度による制動距離は、ある程度理解しておいたほうが良いと思います。

空走距離は個人差がある

空走距離は、危険を感じてブレーキを踏むまでの時間です。

 

空走距離は、自動車の性能、車重や天候に左右されることはありません。

 

ドライバーの反射神経や運転技術で、違ってくると言えます。

 

空走距離が右かければ、自動車が危険を感じてから停車するまでの距離は、車種、モデルなど関係なく短くなります。

 

制動距離は、いろいろな要因で、違いが出るのに対して

 

空走距離は、ドライバー次第で、短くもできれば、長くもなります。

 

危険を察知する能力も必要で、交差点などに侵入する際に、右、左から車や自転車が出てくるかもしれないと思いながら侵入するのとそのようなことを考えずにボーと侵入するのでは、違ってくるでしょう!

 

日頃から、危険を察知する、予測することを心がけていれば、もしもの際の空走距離を最短にできるのではないでしょうか?

 

運転中に危険を感じてからブレーキを踏むまでの時間、空走距離は、日頃からの心がけ次第で、ある程度は短くできると思っています。

 

個人差はあると思いますが、自動車を運転する以上は、空走距離のことは、知っておく必要があります。

適正な車間距離とは

空走距離と制動距離のことがわかれば、大体の車間距離、急停止の際に安全に止まることができる距離がわかりますよね!

 

これが、適正な車間距離だと言えます。

 

適正な車間距離は、空走距離、制動距離で、今のスピードで前の車が、急ブレーキを掛けても止まることができる距離ですね!

 

これは、ギリギリ止まれる距離ではありません。

 

急停車しても安全に止まれる距離ですので、スピードによっては、結構な車間距離が必要だと言えます。

 

自動車の事故を減らすには、適正な車間距離を取ることだと言われる方もいるほど、車間距離は、事故を減らす要因だと言えます。

 

適正な車間距離は、あなたが安全に止まることができる距離です。

 

ただ、空走距離を侮ってはいけません。自動車は、想像以上にスピードが出てきます。

 

「あっ!」

 

と思っただけで10m以上進んでいます。

 

適正な車間距離は、あなたが思っている以上に長い距離だと思います。

車間距離を守らなければ煽り運転と見なされることも

車間距離を守らない自動車は、時に

 

煽り運転とみなされることもあります。

 

煽り運転は、近年、問題になっています。

 

罰則もキツく、何よりも煽られることによって大きな事故にも繋がります。

 

煽り運転には、実際に前の車への嫌がらせで故意にする煽り運転と故意にしていなくても車間距離がつまりすぎて、起こる煽り運転もあります。

 

前の車が、恐怖を感じる車間距離は、煽り運転にみなされることもあります。

 

ここでも適正な車間距離を保てば煽り運転をすることはありませんが、適正な車間距離よりも詰めすぎると煽り運転になるかもしれません。

 

適正な車間距離を知らなければ、煽り運転にも繋がり、事故の誘発、煽り運転の摘発などにも繋がります。

 

煽り運転は、社会的な現象になっているので、加害者にならないためにも適切な車間距離を理解し、前の車に接近しないようにしましょう!

 


車間距離をしっかりとり煽り運転お加害者にならないために

自動車を運転している以上、煽り運転の被害者にも加害者にもなります。

 

特に煽り運転の加害者になることは、煽り運転された側に恐怖心を与えるだけでなく、下手をすれば、事故の誘発にも繋がります。

 

煽り運転の加害者にならないためには、車間距離を日頃から気をつける、適切な車間距離を取ることを心がけることと

 

ドライバーとして、余裕を持った運転、いたわりを持つこと、急いでいても危険な運転をしないなどが重要だと言えます。

 

自動車を運転すると心が大きくなる方も多く、ハンドルを握ると性格が変わったかのような行動を取る方もいます。

 

いらいらしながらの運転は、自分の事故はもちろん、他のドライバーにも迷惑をかけることも多く、特に車間距離が少なくなり、煽り運転になることも多いですよね!

 

自動車を運転する場合、

 

車間距離さえしっかり取っていれば、事故のリスクはかなり軽減できます。

 

余裕を持った運転をすれば、自分のストレスだけでなく、他のドライバーに不安を与えることもありません。

 

まずは、車間距離をしっかりとり、自分が煽り運転の加害者にならないようにしましょう!


車間距離がついつい接近してしまう事例 煽り運転の事例

車間距離について書いてきましたが、ついつい車間距離が縮まる、近づきすぎる事ってよくありますよね!

 

そのような事例を書いてみます。

 

※前を走る車が遅い

前に走っている車が制限速度よりも遅い場合、ついつい接近して煽り運転気味になる場合がありますね!
例えば、制限速度が50kmの道路で、30kmくらいで走行されると、イラッと来てついつい接近してもう少し早く走ってくださいアピールしたくなりますね!
一般道では、殆どの場合、最低速度などは規制されていないので、遅いからと言って接近しすぎて煽り運転してはいけません。
ただ、あまりにも遅く走る車は、規制してほしい、他の車の走行の妨げになるなら運転しないでほしいですね!

 

※急いでいる、時間に余裕がない時

車、自動車での移動中に時間が迫っておる、待ち合わせ時間や出勤時間が迫っている際に、前の車に必要以上に近づくときってありますよね!
車間距離を狭めても早く目的地につくわけではないですが、気持ちが前に行き、前者をついつい煽ってしまうというケースがあります。
煽り運転の出来上がります。煽る気持ちがなくても車間距離が必要以上に狭いと煽り運転になります。

 

※高速道路で煽り運転

高速道路もついつい車間距離が狭くなるケースがあります。
高速道路走行中に追い越し車線をスピードを出さずに走っている車に出くわすとつい、近づいて、早く走ってよ!アピールしてしまいます。
そもそも追い越し車線は、早い車が、車を追い越しするための車線で、遅い車は走ってはいけないし、追い越し車線を長く走ることもだめです。
高速道路の走行車線では、前車偽ッキすることは少ないのですが、急いでいる際の追い越し車線をのんびり走る車がある場合、煽り運転をしてしまう人も少なくないのではないでしょうか?

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